関ケ原の影の功労者、黒田長政はファザコンだった?
歴史上の人物を四柱推命で鑑定! 第23回 ~黒田長政~
続いて、通変星、蔵干通変星、十二運星を見て性格について見ていく。まずは、通変星を円グラフを使って簡単に表す。
知性…様々な分野の知識が豊富で、何かを学ぶことに喜びを感じる。頭の回転が速く、物事を論理的に捉えることが上手
行動力…頭で考えるよりも行動で結果を出す。未知の分野に挑戦する意欲が強く、交渉力や営業力を磨けば成功できる
人脈…さりげない気配りができて誰とでも仲良くなれる。サービス精神が旺盛でコミュニケーション能力も高く人を動かせる。
自立心…他人に依存することなく、自分が信じた道を突き進む強い精神性。リーダーシップを発揮しフリーで活躍できる。
遊び心…楽しいことを企画する等、生活に遊びを取り入れることが自然とできる。芸術面の才能があり、表現力が豊富。
○行動力50%(偏官2個)
勇将と名高い長政。イメージ通りのガツガツ系の戦好きのようである。行動力は「頭で考えるよりも行動で結果を出す」タイプ。しかも円グラフからわかるように、長政は「知性」を持っていない。頭で考えるよりも筋肉で動いていたというイメージだろうか。
殊に、長政が2つ持っている「偏官(へんかん)」は攻撃的、野性的な星である。長政は官兵衛とともに豊臣秀吉に従い、備中高松城攻めで初陣を果たし、その後も賤ヶ岳の戦い、小牧・長久手の戦い・・・と次々と武功を上げている。
関ヶ原の戦いにおいても、長政軍の活躍は目覚ましく、家臣の菅正利の鉄砲隊等を従え、切込み隊長として西軍に猛攻を加え、三成の家老で軍師、島左近(清興)らを打ち取っている。それらの戦功により、家康から筑前国名島に52万3000余石の大封を与えられている。